建築設計業の転職エージェントを利用する際に注意するべきポイントとは?

公開日:2012/12/01  

転職活動を始めるにあたって、最初に転職方法を検討しておくことは非常に大切です。そして、転職方法には、自分自身で求人に応募する方法や転職エージェントを利用する方法などがあります。そこで本記事では、建築設計業の転職エージェントを利用する際のメリット・デメリット、注意すべきポイントなどを解説します。

建築設計業の転職エージェントを利用するメリット・デメリット

昔の日本では、入社した会社に定年まで勤める人が多い傾向にありましたが、現在では数年ごとに転職をする方も珍しくありません。キャリアやワークライフバランスを考え、転職をポジティブにとらえている人も増えてきているのではないでしょうか。

転職方法には主に2種類の方法があります。1つ目は自分自身で会社の求人に応募する方法、2つ目は転職エージェントを利用する方法です。そのため、転職活動を始める際はどちらの転職方法を利用するのか考えておくことをおすすめします。

メリット

転職エージェントを利用するメリットとしてまず挙げられるのは、スキルや適性に合った職場を紹介してもらえること・転職を希望する会社の担当者に対して、エージェントが転職希望者の適性や能力をアピールしてくれることです。そのため、自分で転職活動を行うよりも転職がスムーズに成功するケースが多いのです。

しかし、自分が目指す業界によっては、転職エージェントを利用することがデメリットになる場合もあります。たとえば、建築設計業への転職を希望する場合、転職エージェントを利用することはメリットとデメリットの双方が存在します。

そもそも建設業界は人材不足が目立つ業界であることから、さまざまな職種の求人が掲載されています。そのため建設業界で働いたことがない人や、自分のスキルを客観的に判断できていない人は、どの求人に応募すべきかわからないというケースに陥りがちなのです。

転職エージェントを利用すれば、適性や能力を判断したうえで自分に合った職場を紹介してもらえます。また面接のポイントや履歴書の書き方など、転職に関する総合的なサポートを受けられるという点も、転職エージェントを利用するメリットと言えるでしょう。

デメリット

一方、デメリットとしては、転職エージェントの担当者のスキルが不足していると、転職活動を失敗してしまう可能性があるということです。転職エージェントは転職に関するプロが在籍していますが、業界ごとの専門的な知識を持っているというわけではありません。

とくに建築設計業は専門的な知識がないと職種や業界の内情を見極めることが困難だと言えるでしょう。しかし、転職エージェントの担当者で建設業界出身のスタッフは非常に珍しい存在です。そして、建築設計業に関する知識のない担当者が転職をサポートすると、転職希望者と企業とのミスマッチが起こりやすくなってしまうのです。

また、転職エージェントの中には転職希望者のこと十分に考えず、自分自身の成功報酬だけを考えている担当者が一定数いるという点にも注意しましょう。転職エージェントの仕組みは、転職エージェントが転職希望者を企業に紹介し、企業が人材を採用したら成功報酬として費用が支払われるというケースが一般的です。

そして転職エージェントの担当者の中には報酬やノルマを優先してしまい、転職希望者の適性をしっかりと判断していないことがあります。建設業界への転職を検討する際は、メリットとデメリットを比較し、自分自身の要望が叶えられる方法で転職を進めていくことをおすすめします。

建築設計業の転職エージェントを利用する流れ

転職エージェントを利用することで、担当者のスキルによっては転職活動の満足度が左右されてしまう可能性がありますが、さまざまなメリットがあることも事実です。しかし、転職エージェントを利用したことがない方は、どのような流れで利用するのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、建築設計業への転職を目指す際に転職エージェントを利用する流れについて解説します。

まずは転職エージェントに会員登録を行います。会員登録では、名前や生年月日、住所などの基本的な情報に加え、これまでの職務経歴や保有している資格などを記入します。また、情報を入力する際は面倒に感じてもできるだけ詳細に情報を記入し、魅力的な人材であることがわかるように記載することがポイントです。

そして、会員登録が完了すると、転職エージェントの担当者から連絡があります。そこで、基本的には電話または対面形式で面談が実施されます。面談の目的は、担当者が転職希望者のことを知り、どのような職場に転職したいかを知る目的で行われます。

そのため、要望や現職に対して感じていることがあれば、できるだけ正直に伝えるようにしましょう。情報を詳細かつ丁寧に伝えておくことで、担当者が転職希望者に合う就職先を紹介できるようになるからです。そして、面談の内容を元に担当者が求人を検索し、転職希望者に合う求人が見つければ紹介してもらうことができます。

しかし、建築設計業に関する知識のない担当者では、業務内容を正しく理解しないまま転職希望者に紹介している可能性もあります。担当者のスキルや知識が不足していると感じた場合は、担当者変更を申し出ることも一つの手段です。

また紹介された求人の中で、興味のある企業があれば、応募・面接のステップに進みます。企業から内定が出れば、担当者経由で転職希望者に連絡が入ります。また、内定獲得後に転職先の職場との給与交渉をエージェントの担当者が行い、問題がなければ入社手続きを進めるという流れになります。

建築設計業の転職エージェントを利用する際に注意するべきポイント

建築設計業の業務内容や内情を正しく理解するためには、専門的な知識が必須です。しかし、転職に関する知識が豊富な転職エージェントの担当者であっても、建築設計業に関する専門的な知識がない場合もあります。そのため、紹介してもらった求人が必ずしも求めている仕事内容ではない場合があります。

また転職エージェントの担当者の中には、企業と転職希望者の本質的なマッチングではなく、マッチングを成功させて成功報酬を得ることに注力してしまっている方も一定数います。そして、もし希望の叶わない企業に入社してしまうと、すぐに会社を退職し、再度転職活動を行わなければならないのです。

そこで、建築設計業への転職を目指して転職エージェントを利用する際は、担当者の能力やスキル、信頼できるかどうかを慎重に確認することが重要です。そして、転職エージェントの情報だけを信じるのではなく、自分で情報を判断し確かめることで失敗のない転職につながります。

建築設計業への転職を目指す際は、転職エージェントを利用することのメリット・デメリットを理解し、自分に合う方法で転職を進めていくことが大切なのです。

 

転職活動を始めるに際には、どのような方法で進めていくかを検討することが重要です。そして、建築設計業への転職を希望する場合は、転職エージェントを利用することでメリットとデメリットの双方が存在します。そのため、転職エージェントを利用して転職活動を進めていく場合は、担当者の情報をただ信じるのではなく、希望する就労環境は何か、自分に合う企業かなど自分自身の考えを持って判断することが大切です。

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