転職エージェントの非公開求人とは?探し方とメリットを解説

公開日:2023/10/01   最終更新日:2024/06/19


転職活動をサポートしてくれる転職エージェントを活用している人は多く、転職希望者にとっては有り難いサービスです。転職支援サービスを無料で提供しており、転職者が利用することのリスクは少ないです。今回は、転職エージェントの非公開求人に焦点を当て、探し方とメリットを探りましょう。

転職エージェントの非公開求人とは?

非公開求人とは、転職エージェントが自社の転職サイトなどのネット上に掲載していない非公開の求人をさします。企業名や職種、仕事の内容も非公開のため、今まで出会えなかった求人を見つける可能性が高いです。そして企業が転職エージェントに非公開求人を求めるには理由があるからです。それでは理由を探ってみましょう。

プロジェクトを他社に知られたくない

企業が新しく商品を開発する場合、他社に知られないようにプロジェクトが進められます。そのため、新規プロジェクトに関わる求人情報を公開することは、他社に知られるというリスクがあります。競合他社に悟られないようにするため、求人は非公開にしています。

応募が殺到するのを回避したい

有名企業や人気企業に応募する人は多く、応募が殺到することが考えられます。殺到すると、人事担当者が対応できなくなってしまう可能性があります。それを避けるために、非公開にしています。

採用ルートを知られたくない

迅速な採用が求められる場合には、転職エージェントを活用する方が効率的です。優秀な人材を集めるにはいろいろな採用ルートを駆使する必要があります。

上層部クラスの人材を確保したい

マネジメント力や統率力のある人材を確保したい企業は、非公開求人になることが多いです。

自社内でも求人を極秘にしたい

企業によっては、社員に知られないように極秘で求人を進める場合があります。たとえば自社の上層部クラスの求人を社員が見つけた場合、さまざまな憶測が生まれる可能性が大きいです。誤解が生じないように極秘で求人を行うことがあります。

このように非公開求人を行うのは、企業側の意図があります。求人情報には仕事内容などを詳しく記載するため、企業の戦略などが明らかになってしまいます。そのため求人を公開せずに、非公開のまま求人を行う場合が少なくありません。

そして新規事業などに挑戦している場合、事業を開始するまでは競合対策や参入障壁の観点から、企業は公にすることを避けます。

また速やかに人材を確保したい場合、時間がないためスピード重視で非公開求人を行います。つまり求人広告を掲載して、応募を待っていられないからです。あらかじめ人材要件を伝えておくことで、求める経験にマッチした転職希望者のなかから選考できます。

非公開求人と公開求人の違い

それでは、非公開求人と公開求人の違いを紹介します。まず非公開求人から見ていくと、情報が得られるのは転職エージェントで、求人内容は役職者の募集によく使われ、一般社員向けもあります。

応募方法は、エージェントから紹介を受ける形となります。対する公開求人の情報が得られるのは転職サイトであり、求人内容は一般社員向けが多く、応募方法は自身で求人を探して申し込みます。公開求人を出すと求人内容が。求人には極秘プロジェクトなどのような他社に伝えたくないこともあるため、公にしたくない場合は非公開にして募集を行います。

非公開求人のメリット・デメリット

それでは非公開求人のメリット・デメリットを紹介します。

非公開求人のメリット

大きなメリットとしては、求人数が多いことが挙げられ、転職エージェントが扱う80%を占めることもあります。そして大手企業や有名企業の求人が多いということも、メリットのひとつです。大手企業や有名企業には応募が殺到する恐れがあるので、非公開にすることがあります。

そして非公開求人は転職エージェントが行う場合がほとんどなので、ポジションや求める経験、能力が明確になっています。また一般に公開されていないので、限定した人しか見られません。

つまりライバルが少ないなかで転職活動が行えるということになります。採用の手間を減らしたい人気企業やハイレベルな求人は、非公開求人だからこそ見つかる求人です。そしてやりたいことが明確、経験やキャリアを活かしたいと思っている人には、非公開求人は適しています。

非公開求人のデメリット

非公開にはメリットも多いですが、デメリットがあるのも確かです。非公開求人の中にはポジションや年収、業種などが記載されていても、社名が伏せられていることがあります。進行していくうちに社名は知らされますが、応募時には企業についてリサーチすることが不可能です。

そのため対策が立てづらくなるので、デメリットのひとつと考えられます。また求職者の希望条件を満たす求人であっても、紹介してもらえないことがあります。理由としては、転職エージェントの企業側の視点により、企業の募集条件にまったく合わないからです。

非公開求人を探すポイント

非公開求人を探すためには、まず転職エージェントに登録し、アドバイザーとヒアリングを行えば非公開求人を紹介されます。そして応募の流れとなります。

応募の流れ

応募の流れとしては、「自身に適した転職エージェントを探す」「転職エージェントサービスに登録する」「エージェントに希望を伝え、非公開求人を紹介してもらう」「エージェント経由で応募、面接の日程調節などを行う」となります。

転職エージェントの選び方

非公開求人を探すためには転職エージェントを選ぶ必要があります。転職エージェントには、大きく分けて日経大手、外資系大手、個人系、特化型の4種類あります。自身に合った転職エージェントを探すためには、それぞれの特徴をしっかり理解することが大事です。

選ぶポイントとして、「転職エージェントの得意分野を知る」「自身の希望している求人案件が豊富である」「複数の転職エージェントに登録する」が挙げられます。

非公開求人が適している人・適していない人

非公開求人が必ずしもメリットになるわけではなく、適している人といない人に分かれます。適している人は、「やりたい仕事が明確である」「経験などを活かして転職したい」「書類や面談などのサポートを必要とする」などで、適していない人は、「自由に求人応募がしたい」「エージェントと話すのが面倒」といったタイプです。

やはりやりたい仕事が明確である人に非公開求人は適しており、書類や面接対策のサポートもしてもらえるのは大きなメリットといえるでしょう。このように非公開求人を探す大きなポイントは、自身に適した転職エージェントを選ぶことです。事前にしっかり把握し、自身が求めているものと一致しているかどうかが大事です。

まとめ

転職エージェントの非公開求人に焦点を当て、探し方とメリットを解説しました。非公開求人を探すポイントは、まず自身に適している転職エージェントを見つけることが大事です。転職エージェントには種類があり、それぞれをしっかり把握したうえで登録するようにしましょう。非公開求人のメリットはたくさんあり、やりたい仕事が明確な人には有り難い求人となります。もちろんデメリットもあって、求人の内容が不透明であることは確かです。

けれど企業にとって、他社に知られたくないという意図が大きく、とくに極秘プロジェクトを進めている場合は非公開が必須です。応募して進めていくと内容も把握できます。自身にあった転職エージェントを選ぶことが大きなポイントといえます。

おすすめ関連記事

検索

READ MORE

転職活動で気になる企業を見つけたとき、転職エージェント経由で応募すべきか、企業に直接応募すべきか迷います。それぞれにメリットとデメリットがあり、状況によって最適な選択は異なります。本記事では

続きを読む

初めての転職は不安がつきものです。「今のタイミングで転職していいのか」「どう進めればいいのか」と悩む建築士の方も多いでしょう。転職活動には正しい手順があり、それを知ることで失敗のリスクは大幅

続きを読む

建築設計の仕事が好きでも「今のこの年収で本当にいいのかな」と感じることはありませんか。じつはここ数年、建築設計職の転職市場は変化しており、評価されやすいスキルやキャリアにも変化が出てきていま

続きを読む

設計職の転職は、図面を描けるかどうかだけで評価されるわけではありません。現場で起こる課題への対応力、社内外との調整に必要なコミュニケーション力、そして業務を正確かつ効率的に進めるための思考力

続きを読む

建築業界で転職を考える際、エージェント選びはもっとも重要な第一歩です。ですが、数多くのエージェントの中から、本当にあなたのキャリアを理解し、最適な求人を紹介してくれるエージェントを見つけるの

続きを読む

「残業ばかり増えるのに評価は上がらない」そんな不満を感じていませんか。建築設計職は専門性が高いぶん、環境次第で働き方や年収が大きく変わる職種です。じつは、設計者の働きやすさを重視する企業が増

続きを読む

建設業界の仕事というと、現場での力仕事や技術職をイメージする人も多いでしょう。しかし、建設業界で働く選択肢はそれだけではありません。今回紹介する建設事務は、総務・経理を含む様々な業務を包括し

続きを読む

建設業界では、様々な課題を解決するべくDX化が進められています。しかし、ノウハウの不足などの理由からDX化を思うように進められていない企業が多いのが実情です。そんな中重宝されるのが、DXに関

続きを読む

建築業界では、今急速にIT化・DX化が進められています。中でも「BIM」というツールは、業務の効率・質を大きく向上させるとして注目されています。そしてBIMオペレーターとは、文字通りBIMの

続きを読む

現場監督は、大きなやりがいがある仕事である一方、お客さんと現場の仲裁など大変な面も多い仕事です。そのため「現場監督の経験を活かして転職をしたいけど、どの業種を選べばいいかわからない」と悩んで

続きを読む