建築設計専門の転職エージェントと面談する際の服装に決まりはあるのか

公開日:2019/11/01   最終更新日:2024/06/19


建築設計の仕事で働きたいという方の中には、転職エージェントに登録するというケースも多く見られます。実際に登録した場合には、最初に担当者との面談があります。そこで当日の注意点などを把握したうえで、問題ない転職のための最初のステップをクリアできるようにすることが大切です。

当日はスーツ?それとも私服でもOK?

建設設計の仕事を探すために、転職エージェントに登録するという方も多くいるでしょう。登録した後の最初のステップとなるのが、担当者と面談を行うというものです。担当者と会って直接話をすることで、自分の希望条件などを伝えることが可能です。直接会ったうえで話をすることで、自分の希望を理解してもらって相性の良い職場を紹介してもらうことにもつながります。

実際に面談をするとき、人によってどのような服装をしたらいいのかわからないという方もいるでしょう。基本的に指定があるわけではないので、好きな服装でも問題はありません。もちろんスーツであれば間違いはありませんが、仕事帰りに行くならオフィスカジュアルなどで行くことも可能です。

1つ注意が必要なのが、指定がないからといってラフすぎる格好はNGだという点です。転職エージェントの担当者も人間なので、服装で相手の印象が変わってくることもあります。ジーパンにTシャツというラフすぎる格好だと、印象が悪くなって丁寧な仕事をしてもらえないかもしれません。少しでも良い条件の仕事を紹介してもらえるように、相手に失礼のない格好を心がけましょう。

男女別に適した格好を考えてみよう

建築設計の転職エージェントとの面談では、具体的にどのような服装をしたらいいのでしょうか。例えば男性の場合であれば、ジーパンやハーフパンツなどを避けることが大切です。Tシャツやトレーナーではなく、襟のついたシャツやポロシャツを選ぶのも1つの手です。上にジャケットを羽織るだけでも印象を良くすることが可能です。靴を選ぶときには、サンダルなどのラフなものはNGです。運動靴でも問題はありませんが、ビジネスマナーを考えたら革靴を選択したほうが無難です。

一方で女性の場合には、アクセサリーやネイルにも注意する必要が出てきます。派手なデザインのアクセサリーやネイルをしていると、印象が悪くなるかもしれません。担当者と良好な関係を築くためにも、主張の激しいアクセサリーやネイルを避けることが大切です。さらに足元もミュールやサンダルなどは避けて、パンプスを選択するケースが多く見られます。服装も派手な色ではなく、なるべく落ち着いた色合いのものを選ぶようにしましょう。決まりがないといっても、相手に失礼がない格好を選ぶことが大切です。

どのような場所で行われるものなのか

初めて建築設計の転職エージェントと面談する場合、どのような場所で行われるのか不安と思っている方もいるかもしれません。基本的には転職エージェント側のオフィス内にある面談スペースで行われます。スペースはしっかりと仕切られているので、第三者に話を聞かれる心配もなくプライバシーも確保されています。

転職を考えているものの、誰かに知られるのが怖いという方もいるでしょう。そのような方でもプライバシーが確保されていることで、安心して相談が可能です。

また転職を検討しているものの、時間やアクセスの都合などで転職エージェントのオフィスに出向くのが難しいという方もいるかもしれません。そのような場合には、出張で対応してくれるケースも見られます。自分の職場や自宅の最寄り駅の近くのカフェや会議スペースで担当者と会うことになります。

ただし出張してきてもらう場合には、利便性があっても周囲の雑音が気になる可能性もあるので注意が必要です。同僚にバレるのが気まずいという方は、その点も考慮して場所を選択することも大切です。

土日や祝日の対応も可能なのか?

建築設計への転職を考えているものの、平日は仕事なので時間を確保することが難しいという方もいるでしょう。そのような場合には、平日ではなく土日に転職エージェント側との面談を行うのも1つの手です。

土日や祝日にも対応してもらえるところであれば、自分のスケジュールに合わせて担当者と会いやすくなります。ただし土日祝日の対応は、利用するエージェントによって異なります。土曜日はOKでも日曜祝日はNGというケースもあれば、午前中のみの対応ということもあります。事前に確認しておきましょう。

また曜日だけではなく、時間帯にも柔軟に対応してくれるケースも見られます。昼間は仕事で忙しい方でも、終業後の時間を利用して担当者と話をするのも1つの手です。夜の面談も対応可能な場合でも、深夜は基本的に非対応なので注意が必要です。19時や20時からなどなら対応してもらえても、22時以降は難しくなります

実際にどのような時間帯や曜日ならOKなのか事前に確認したうえで、スケジュールを調整していくようにしましょう。

自宅から遠い場合にはどのような対応になる?

建築設計の業界への転職を考えているものの、エージェントのオフィスが近隣にない地域に住んでいるという方もいるでしょう。もしくは面談場所に足を運ぶ時間を作るのが難しいという場合には、電話で対応してもらえるのも1つの手です。指定時間に電話をかけてもらったうえで、担当者と話をすることが可能です。

電話で話をするメリットは、場所を選ばずにできるという点です。一方でデメリットとしてあげられるのが、担当者の印象がつかみにくいという点です。信頼関係を築くことは、より良い形で転職エージェントを利用するために大切な点の1つです。

また電話で話しただけだと、自分の仕事への要望などが伝わりにくい可能性もあります。満足度の高い転職にするためには、担当者に自分の要望を理解してもらうことが必要不可欠です。

電話で対応してもらえるとしても、できる限り直接会って話をすることが大切です。雑談などを通して相手との信頼関係を築いていくこともできます。直接会って相性が悪いと感じた場合であれば、担当者を変えてもらうことも可能です。

面接の個別アドバイスなどももらえる

転職エージェントにおける担当者との面談は、自分の要望を相手に伝えるだけの機会ではありません。自分の要望を伝えるだけではなく、担当者からさまざまなアドバイスをもらうことが可能です。

建築設計業界に詳しい方であれば、自分の経歴などを考慮したうえでキャリアに応じたアドバイスをしてくれるケースも見られます。適切なアドバイスを得ることで、キャリアアップを目指すための選択肢が見えてきます。

また転職を考えているものの、面接などに不安があるという方もいるでしょう。そのような不安な点があるなら、担当者の方に積極的に相談することも大切です。相談することで面接のためのアドバイスなどをもらうことも可能です。担当者と信頼関係が築ければ、さまざまな内容を相談できます。

転職に対する不安というのは、人によって違いがあります。少しでも良い形で仕事を見つけられるようにするためにも、気になる点があれば積極的に質問しておきましょう。小さな問題でも解決しておくことで、自分に合った仕事を紹介してもらいやすくなるかもしれません。

 

転職エージェントを利用するとき、最初の面談の服装を心配する方もいます。服装に指定があるわけではありませんが、スーツやオフィスカジュアルなら相手からの印象が悪くなることもないので無難です。また実際に面談では、土日祝日や平日の就業後など日時や時間の調整も行ってもらえます。

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