今、建築設計業が女性に人気があるって本当?

公開日:2020/03/15  

建築設計業というと、以前は男性だけの仕事というイメージを持っていた方も多いでしょう。しかし、最近では女性でもこの分野の仕事に積極的に従事する方が増えてきています。どのような点で人気が高まっているのか、どのように特性を生かしていくことができるのかについて見ていきましょう。

仕事の成果が目に見えるという大きな喜び

世の中に仕事はたくさんありますが、自分の仕事をした成果というものが見えてこないとやりがいにつながらないと感じる方もいるでしょう。そういった方にとって建築設計業は大きな魅力のある仕事となります。建物など目に見える形で仕事の成果が残ることになるので、そういった点で魅力を感じやすくなるのです。

すぐに消費されるものではなく、しばらくの間残り続けるということも建築物の特徴です。自分が関わった、手がけた建物などを見るたびに、やってきたことの大きさを感じていくことができるのです。誰かに認められたい、という気持ちは多くの方にありますが、そういった認められる仕事というものは少ないものです。

しかし、こうした建築物に関わる仕事であれば、その建築物自体が働いてきたことを認めてくれる存在となってくれるのです。仕事に行き詰ったとき、何か振り返りたくなったときなど、大変心強いものとなります。働いている時間や期間は非常に長く、躓くこともあるものです。

そのようなときに、自分の仕事の成果が見えやすいということは仕事を続けていくための大きな力となっていくことでしょう。新しい建物などを作るということでなくても、これまでにある建物に手を入れて行ったり、人が暮らしているところをより暮らしやすいようにするなど、意味のある仕事も多く人の役に立てるということを実感しやすい仕事でもあります。

これまで経験してきた仕事で、自分の働きがどのように役立っているのかわからず、やりがいが得られないという経験をしてきた方も多いのではないでしょうか。それが転職をする原因となっていることも多いものです。

そういった方にとっては、このような形で目に見える形の成果が残っていくことや人の役に立てるということが実感しやすいことは、非常に大きな働くモチベーションになっていくはずです。こうした成果が見えてやる気につながりやすいという点が建築設計の仕事の魅力となり、転職の際に人気の分野となっているということが言えます。

手に職を付けて一生働くことができる

女の場合、出産など家庭の事情で仕事を離れなくてはならなくなることが多いです。いくら男女平等とは言え、出産だけは女性がしなくてはならないので、そこでブランクが生じてきます。代わりがいるような仕事で一度職場を離れてしまうと、第一線で働くということは困難になってきます。その間に次の人が入ってきて、以前の仕事が失われてしまうことも多いからです。

そのため、能力があってもなかなか元の立場や仕事に戻ることができないというほうが多くなります。子どもができると特に、仕事だけに打ち込んでいるということが困難になります。子どもを保育園に預けることが難しく働くことを断念する方も多いですし、保育園に運よく預けられたとしても、そのお迎えは時間が限られていますから、定時で帰宅しなくてはなりません。

独身の頃のように無理をしても仕事に集中するということができなくなることも、仕事を続けていくうえでの障害となります。そういった障害がある労働者よりも、残業ができてフットワークの良い若いほうを選ぶことは、利益を追求する企業としては仕方のないことでもあるのです。

しかし、仕事で絶対に必要とされる能力を持つ方は、代わりとなる人を入れることが難しく、同じ地位に戻り易かったり、働き方も自分の希望に沿った形にしやすくなります。能力があれば他の会社に移ることもできますし、独立して仕事をすることもできるようになるため、選択肢も広がってくるのです。

このようなことを考えると、手に職を付ける形で今後のキャリアを考えていく必要があります。建築設計業では多くの資格があり、資格者でなくてはできない仕事などもあるので、そういった資格取得をしていくことで道が開けてくるということもあります。

また、働きながら得てきた経験や知識が、次の仕事に活かすことができるということも多いものです。特に技術を必要とする建築設計業では、これまでの経験などが大きな武器となってきます。

設計などであれば場合によっては自宅をメインの仕事の場とすることもできますから、子育てと両立させるということも可能性が出てきます。もちろん独立して自分の求める働き方を追求することもあるでしょう。このように選択肢が広がるということが女性にとって大きな魅力となっていくのです。

女らしさが生きる場面も多くある

どちらかというと建築設計業というと男性のイメージが強いものではありますが、そこに女性の感性を加える必要が出てくる場合があります。例えば家造りでは、主婦である女のほうが家で家事をしたり、過ごす時間が長かったりという点がありますから、女性の生活感覚が必要となることが多いのです。

でき上がりを事前に見せることができないからこそ、どのような提案ができるかということが鍵となってきます。自分自身の間隔や暮らし方などから得た情報をそのまま生かすことができますし、暮らしの中の細やかな点について対応することができるということが大きな魅力ともなっていくのです。

センスなども男女で大きく異なることがありますから、そこを女性の視点から見て仕事ができるということは、大きな意味を持つことも多いものです。あえて積極的に情報収集をしなくても、自分自身の生活感覚を生かすことができていくのです。もちろんこうした点は男女を問わずにできる方もできない方もいます。

しかし、これまでどちらかというと男性のほうが多い業界で、今後は女性を対象とした売り込み方をしていく必要が出て来ているということも多いものです。そのようなときに、女性だからこそわかること、提案できることなどがあればそれは大きなメリットとなります。

多くの場面で必要とされる可能性も高まってきますので、転職や独立の際にも有利になっていくこともあるでしょう。ぜひ、女性ということを消極的にとらえるのではなく、自分のアピールポイントとしてとらえて仕事に生かしていくようにしましょう。

 

仕事の仕方の変化や、女性ならではの感性というものが生かせるという点で、働きやすさや働き甲斐などにつながる点が、人気を集めるポイントということができるでしょう。自分の力がどのように活かせるか、やりたいことがどう実現できるかという点から考えてこの仕事をあえて選んでいく方も多いはずです。

一口に建設関連と言ってもさまざまな仕事内容や働き方がありますから、多くの求人の中から自分の力をしっかり生かせるようなところを選んでいくようにしたいものです。そうすることで、より働き甲斐や生きがいを高めていくことにつながっていくでしょう。これからの人生の大半をかけていく仕事になりますから、ぜひやりがいを見つけられるような仕事選びを進めていくようにしたいものです。

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