建築設計業の求人件数は転職エージェントによって変わる?

公開日:2020/06/01  

転職エージェントに登録するなら建築設計業の求人がたくさんあるところを選びたいと考えるのはもっともなことでしょう。エージェントによって持っている求人の件数には違いがあるのでしょうか。求人の種類にどのようなものがあるかがわかると実態をつかめるので、登録先として魅力が大きいエージェントを選び出せるようになりましょう。

エージェントの持つ求人件数は三種類ある

エージェントが転職志望者に対して紹介している求人は三種類に分けることができます。この種類の違いがわかるとエージェントごとに持っている求人件数に違いがあるのか、それともほとんど変わらないのかが推察できるようになります。

まず、一つ目に挙げられるのが公開求人です。一般に公開されている求人のことで転職エージェントだけでなく転職サイト、求人サイト、求人誌のフリーペーパーなどにも掲載されています。

大抵の場合には企業が広告料を出して求人サイトなどに掲載を求めているもので、定額制で求人への応募数に関係なく支払っている場合もあれば、応募数に応じて比例計算で広告料を必要とするものもあります。このように求人サイトなどで公開されている求人についてはエージェントが調査をしているので紹介の対象になっています。

エージェントのウェブサイトを見てみると求人リストが載っていることがよくありますが、この内容は基本的には公開求人に基づくものです。求人リストを掲載していないエージェントでも相談をして求人紹介をしてもらうと、公開求人の中に希望に合うものがあるかどうかを探してもらえるのが一般的になっています。

それに加えて、求人リストをウェブサイト上に載せているエージェントの場合には独自の求人が含まれていることもあります。一般公開をして人材を探して欲しいという形でエージェントに個別に依頼があるケースも多いからです。この数の多さがどれだけそのエージェントに独自の求人があるかを左右する要素の一つで、求人の全体数の差を生む要因になります。

二つ目に非公開求人が挙げられます。非公開求人は求人サイトやフリーペーパーなどに掲載されていない求人です。正確に言えば企業からエージェントに直接依頼があった人材紹介の案件で、企業からの希望に基づいてエージェントが求人票を作成しているのが一般的になっています。

場合によってはまだヒアリングをした段階で求人票そのものができていないこともあり、口頭で求人内容を説明してもらえるだけのこともあります。企業とのやり取りの中で求人内容を公開しないで欲しいという相談を受けることはよくあります。

求人活動をしているのが競合他社に知られると内情を推察されてしまうことになるからで、特にどんな業務内容の人をどの職場で雇用しようとしているのかは大きな情報になってしまうことは否めません。

そのため、人材紹介を依頼するときに非公開という形で依頼をするのです。このようにしてエージェントが獲得している求人はどのエージェントでも持っているものではない場合がほとんどです。つまり、非公開求人が多いところほど求人をたくさん持っていると言うことができます。

三つ目の求人の種類として挙げられるのが提案求人です。提案求人はそもそも求人票が存在していないのが特徴で、エージェントが企業に対してこんな人材がいるから採用を検討して欲しいという形で営業をしてくれるものです。

公開求人や非公開求人をいくら紹介してもらっても希望に合うものがなかったり、そもそもエージェント側が紹介できるような求人が見つからなくて困ったりすることもあります。それでも転職先を探したいというときにエージェントが持っているコネクションを使って、きっとこの企業に売り込めば雇ってくれるはずだというところに営業をしてくれるのです。

スキルや経験などに応じて年収なども候補として挙げ、やりたい業務や適性のある仕事についても列挙してアピールしてもらうことができます。自分の実力を最大限に活かしつつ、高い評価を受けられる職場が見つかりやすい傾向があります。

提案営業ができるからといってエージェントの持つ求人件数が増えるわけではありませんが、魅力的な転職先の候補を見つけやすくなるという点で優れているサービスでしょう。

非公開求人がある転職エージェントの特徴

求人件数が多い転職エージェントに登録したいなら非公開求人が多いところを選ぶのが効果的です。公開求人をリストにして閲覧できるようにしているエージェントの場合には公開求人がどのくらいあるかは確認できますが、非公開求人については調べることができません。エージェントによっては全体数の何%が非公開求人かを表記している場合もあります

しかし、ウェブサイトを作った頃に用意したデータをそのまま利用していて最新の情報になっていないこともあるので注意しましょう。非公開求人がある転職エージェントには特徴があるので、それを確認して登録先の候補にするかを決めるのが良い方法です。

非公開求人があるエージェントには必ず実績があります。たくさんの候補者の転職を成功させてきた実績があり、採用した企業からの反響が良いと多くの企業から注目してもらえるようになります。

すると非公開求人をたくさん申し込まれるようになり、充実した求人リストを持てるようになるのです。実績がどのようになっているかをまず調べてみるのが非公開求人の豊富さを判断するのに適切な方法だと考えましょう。

提案求人ができる転職エージェントの特徴

求人がたくさんあるかどうかとは異なるものの、希望する条件で転職できる可能性が高いという点では提案営業ができるのも魅力的でしょう。ただ、提案営業を実際におこなっているエージェントはそれほど多くはありません。どんなエージェントなら対応できる可能性があるかを理解しておきましょう。提案求人を手に入れられるエージェントは企業へのパイプラインを持っていることが必須で、営業リストが充実していないとまず不可能です。

また、提案営業をしたときに快く受け入れてくれるような良好な関係を持っている企業がいくつもなければならないでしょう。特に建築設計業の企業との太いパイプラインを持っていることが必要になります。結論としては非公開求人が多いエージェントと同じで、着実に実績を作り上げてきて高い信頼を得ていることが求められるのです。

それに加えて営業活動自体をおこなっていることが必須なので、提案型の求人を取り扱っているかをあらかじめ問い合わせて確認してみると良いでしょう。

 

建築設計業の求人ができるだけたくさんある転職エージェントを利用したいときには非公開求人が豊富にあるところを選び出すのが大切です。公開求人の大半はどのエージェントでも紹介できるので件数にあまり差はありません。

しかし、非公開求人はどれだけ企業とのつながりがあって依頼を受けられるかに大きく左右されることから、エージェントによって持っている件数にかなりの差があります。企業から信頼を受けられるような実績を作り上げてきているエージェントを選んで登録するようにしましょう。このようなエージェントでは提案求人も手に入れられることが多く、希望する条件で働けるようになる可能性が高まります。

おすすめ関連記事

検索

READ MORE

建設現場で働く職人や大工は、雨の日は工事がストップするので休みになることがほとんどです。施工管理は雨の日もデスクワーク中心の業務を行っています。業務内容が多岐にわたるので、これまでの業務の遅

続きを読む

建築設計業に携わっており、転職エージェントでハウスメーカーに転職しようと考えていませんか?ハウスメーカーといっても、さまざまな仕事が存在します。そこで本記事では、ハウスメーカーの仕事内容や魅

続きを読む

別の仕事がしたい、今の会社とどうしてもあわない、長時間働かされすぎてプライベートの時間がとれないなど、転職を考える理由は人それぞれです。ただ、人手不足が深刻化している近年、引き止められてなか

続きを読む

建築設計業界への転職を考えている人にとって、実務経験が求められるかどうかは気になるところでしょう。募集求人によって異なりますが、建築設計業界の転職では実務経験が求められるのが多い傾向にありま

続きを読む

現在の会社を退職したいけれど、上司から引き留められるなどスムーズに退職ができるかどうか不安に感じる人も多いかもしれません。会社を辞めるときにはトラブルなく円満に退職したいところですが、どのよ

続きを読む

コロナ禍になり、オンラインでの面接する企業も増えています。対面式とは違うオンライン面接を受ける場合、やったことがなく戸惑う方も多いでしょう。本記事では、オンライン面接の流れや準備するべきもの

続きを読む

建築設計業界で働く際には、押さえるべきポイントがたくさんあるでしょう。会社としての規模や自分ができること・やりたいこととマッチしているかも重要ですが、ブラック企業に就職しないよう注意が必要で

続きを読む

働き方の多様化が進んでいる近年、働く曜日や時間帯、場所にとらわれず働けることで、社員のライフスタイルにあわせた働き方ができます。そんな働き方改革のさきがけであるフレックスタイム制という言葉を

続きを読む

CADオペレーターという職業をご存じですか?CADというソフトを活用して、建築や機械系などさまざまな分野の図面を作成する仕事です。資格がなくても働くことができますが、CAD利用技術者試験など

続きを読む

CADオペレーターという仕事をご存じですか?CADという専用のソフトを活用して、製図の支援を行う役割を担っています。建築や機械、自動車、ジュエリー、航空機など幅広い業界で使われているため、近

続きを読む