建築・設計業での転職を目指している方向け!履歴書の資格欄の書き方

公開日:2022/01/01   最終更新日:2024/06/19


中途採用の方はこれから育てるという目線よりも「即戦力になるのか?」ということが重要視されます。保持している資格・免許をただ並べて書くだけではいけません。この記事を見ていただくことで、履歴書における正しい資格欄の書き方が分かります。これまでに身につけた資格や免許を適切にアピールして転職を成功させましょう。

履歴書の資格・免許欄の書き方とは

資格・免許欄の書き方にはポイントがあります。次に解説するポイントをしっかりとチェックして、分かりやすくアピールできるものにしていきましょう。

取得年月の早い順に書く

自分のアピールしたい資格を最上段に記入する方がいます。絶対に間違いというわけではないですが、一般的には取得年月順に書いていきます。採用担当者にとって「見やすいように書く」ということを最優先にしましょう。

運転免許を記入する場合

きちんと「普通自動車第一種運転免許」と書くようにしましょう。AT・MTのどちらを取得しているのかも必ず記入してください。AT・MTを記入せずに採用されたが、会社の車はすべてMT車だったということもあり得ます。平成19年6月2日から自動車の中型免許が創設されています。平成19年6月1日以前に取得した普通免許では8t限定中型免許となります。自身の自動車免許の正式名称をしっかりと確認しておきましょう。

こんな資格なら書いておく

国家資格は必ず書いておきましょう。基本的に国家資格は取得するのに時間と労力を要する事が多いです。まったく違う分野だとしても「努力ができる人」だというアピールになります。必ず記入してください。また、語学に関する資格を保持していれば、ぜひ記入しておきましょう。

ただし、TOEICを例に上げれば600点以上なら記入してください。それ以下だとアピールになりにくいです。パソコンに関する資格も保持していれば必ず記入しておきたい資格です。MOS(Microsoft Office Specialist)などメジャーな資格は建築・設計関係でも活きます。

最低限のパソコンスキルを証明するためにも何かしらのパソコン資格は記入しておきたいところです。まったくパソコンスキルがないという方は、パソコン資格を取得してから面接を受けても遅くありません。それほど今の時代は、パソコンスキルというものが求められています。

何級から書いてもよい

資格を取得していて仕事に有益な資格であれば、記入しておくことをオススメします。「3級の資格だけど書いても意味あるのかな?」と思う人もいるようですが、少しでもその分野に関する知識があることの証明になります。仕事に活かせるものであれば書くようにしましょう。ただし、同じ資格で上級と下級の資格を保持しているようなら、上級の資格のみ記入してください。

面接での話題作りのために記入するのもあり

複数の資格を保持している場合、仕事に直接関連しなければ、記入するのをためらうこともあるでしょう。仕事に関連する資格だけを書こうとも解説しました。ただし、「話のタネ」になるような資格を保持しているようなら記入してもよいでしょう。

たとえば、「掃除能力検定」や「温泉ソムリエ」という資格を保持しているとします。掃除能力検定なら「整理整頓が習慣で常に自分の周辺をきれいにしています」というアピールになります。温泉ソムリエでは休日の過ごし方や趣味の話につなげて「オンとオフの切り替えを大事にしています」という話しができるかもしれません。意図があり戦略があるならば記入してもよいでしょう。

アピールできる資格がない場合

まったく資格・免許がないという方は少ないと思います。それでも何もないという方は、何かを勉強し始めましょう。「仕事に活かせる資格を勉強中」と書くだけでも印象は違います。一つ気をつけたいのが自分を大きく見せるために「嘘をつく」ことです。資格がないことが後からバレたら、資格の内容によっては謝るだけでは済まないこともあります。正々堂々と取り組みましょう。

応募先の企業で活かせる資格を書く

複数の資格を保持していたとしても書くべき資格は厳選して書きましょう。採用担当者は日々多くの書類に目を通さないといけません。仕事に関係ない資格がいくつも書いてあると本来アピールしたい資格が埋もれてしまいます。採用担当者からも「とりあえず羅列してあるだけ」という認識となってしまい、悪い印象を与えかねません。

ただし、直接、建築・設計に関わる仕事じゃなくても、コミュニケーション力を証明する資格や語学力を証明する資格など役に立つと思われる資格は記入してもよいでしょう。

勉強中・取得予定の場合は

仕事に関連する資格であるならば、「いつ取得予定なのか」を記入すると勉強中という言葉に説得力が出ます。具体的には「令和○年○月一級建築士を受験予定」といったように記入してください。

ただし、勉強中であって資格を取得しているわけではないので、もう一つ努力が必要です。面接の際、「資格の勉強方法や楽しさ」などを話すようにしてください。本当に前向きに勉強していると認識してもらえるのでオススメです。

履歴書の資格・免許欄を書くときの注意点

ほとんどの人は履歴書や職務経歴書を記入する時、本やインターネットを利用して情報を収集した後、記入しています。そのため似通った履歴書・職務経歴書が多くなります。

だからこそ、ライバルと差をつけるためにも細かなことまで気を利かせることが必要です。資格・免許欄にも一切手を抜かず、ベストを尽くしましょう。履歴書の良し悪しは本当にちょっとしたことで決まります。

正式名称で記入する

絶対に遵守しておきたいポイントです。正式名称で書くことによって、どんな資格なのか誰にでもはっきりと認識できます。きちんとした人間性をアピールすることもできるので、オススメです。さらに取得年月・資格の主催団体名・試験合格や免許取得の明記まで正確に記入しましょう。

西暦と和暦は統一すること

西暦と和暦のどちらを使うか決まりはありません。もし、記入用紙に指定があればそちらに準じます。指定がなければ「2022年」のように西暦で記入してもよいですし、「令和4年」のように和暦で記入しても問題ありません。生年月日・学歴・職歴の欄などが一致していないと採用担当者にとって非常に見づらいものとなります。

もう一つ気をつけることが「正式な元号を記入する」ということです。習慣として令和をR・平成をH・昭和をSと記入してしまいがちですが、履歴書は正式な文章を記入するものです。令和・平成・昭和と必ず正式な名称で記入するように気をつけましょう。読む人の気持ちになって記入することが大切です。

取得・合格の違い

合格証が交付されるものを合格と呼びます。英検や簿記検定などのように一定の基準に達した時に合格証が交付されます。一方で、免許証が交付されるものを取得と呼びます。免許証がないと業務を行えません。間違えて記入しないようにしましょう。

 

資格・免許欄の書き方といっても注意点がいくつもあり驚いたのではないでしょうか?しかし、一つ一つのポイントを遵守しながら丁寧に資格・免許欄を記入することによって、ライバルに差をつけることができます。いきなり面接をする企業もありますが、多くがまずは書類選考から始まります。紙に書いてあることだけで採用担当者は判断しないといけません。「読みやすく、分かりやすい」を基本に、採用担当者が興味・関心のある内容にして、初めて面接に進むことができます。希望する会社に転職し後悔のない人生を送るためにも、資格・免許欄をしっかり記入するようにしましょう。

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