転職エージェントとよくあるトラブル!エージェントの連絡が遅いときの対処法

公開日:2020/03/01   最終更新日:2024/04/18

転職エージェントを使うとスムーズに理想的な職場に転職できるのではないかと期待する人も多いでしょう。実際に上手に活用して転職に成功している人も大勢いますが、実はトラブルが起こってしまって悩んでいる人も決して少なくはありません。

具体的な事例について確認し、どんな対策が可能なのかを理解しておきましょう。

転職エージェントとのトラブル事例

転職エージェントを利用し始めてからは、どのようなトラブルが発生しやすいのでしょうか。まずはトラブル事例を紹介していきます。

希望しているような求人を紹介してもらえない

転職エージェントに登録してからよくある問題として知られているのが希望しているような求人を全く紹介してもらえないというものです。エージェントに登録するのは自分の希望に合っている求人を紹介してもらえるからだという人が多いでしょう。

年収などの給与面だけでなく、勤務時間や勤務日、業務内容や各種福利厚生など、転職のときにはいろいろな希望を持っている人がいます。その全ての条件を都合良く満たしている求人を探し出すのはとても大変なことですが、エージェントに相談すれば数ある求人の中から理想に近いものをピックアップしてもらえるのが一般的です。

完全に条件を満たすような求人は存在していないという場合もあるものの、可能な限り希望を叶えられるような求人を探して紹介してもらえるでしょう。エージェントによっては企業との間で条件交渉をしてくれたり、企業にこんな人材がいるから雇ってみませんかとオファーをかけてみたりする場合もあります。

それによって本当に希望の待遇が揃っている転職先を見つけられることもあるのです。ただ、実際に相談してみると年収は希望を満たしていても勤務地が遥か遠かったり、業務内容は希望通りのものだけれど年収が大幅に下がる求人だったり、育児支援のある職場なのは嬉しいけれど残業時間が希望よりずっと長かったりして納得できないものばかり紹介されてしまうことがあります。

これでは嫌だと言っても、また同じように不満点がたくさんある求人しか紹介してもらえなくて嫌になってしまうこともあるのです。このようなトラブルに見舞われたときにはいろいろな形で対策できるので諦めないようにしましょう。

まずは何が不満だったのかをエージェントがきちんと理解していない可能性があるので、書面で不満を箇条書きにして伝えましょう。この求人は通勤に1時間以上かかるのでだめ、これは年収がいくら未満なので希望に合わない、この職場は何時間以上もの残業時間があるから候補外といった形で具体的な数字を出しながら不満点を伝えるのが重要です。

明確な数字で示されていれば、その条件を加味して次の求人を探してくれるようになります。建設設計業の仕事を探している場合には建設設計業の企業や業界でのキャリアなどに詳しい人でないと適切な求人の提案ができないこともよくあります。

自分の能力をよく理解してもらえていない、キャリアパスについて話をしてもあまり意見が合わないなどといった場合には担当者の変更を申し込むのが良いでしょう。きちんと建設設計業について知識を持っている人に担当してもらえれば状況は改善されます。

希望した求人に応募させてもらえない

是非とも応募したいという求人に巡り会うことができたのに応募させてもらえないというトラブルもよく起こっています。転職エージェントを利用しているときには求人に応募するときにエージェントに依頼するのが一般的です。

エージェントからの推薦という形になっていて、エージェントと十分に相談をしてから応募することになるのが普通です。エージェントに紹介してもらった求人以外にもエージェントが公開している求人リストから選んで応募できる仕組みになっているところもたくさんあります。

どちらの場合にも推薦してもらえることで選考で有利になれたり、待遇が想定していたよりも良くなったりすることもあるのが魅力です。しかし、エージェントがイエスと言わなければ応募できない仕組みでもあり、応募したいと言っても断られてしまう場合もあるのは事実です。

自分で探した求人に応募したいという場合にはきちんとした理由がある場合もないわけではありません。すでに別の人を企業に紹介してしまっていて選考が進んでいる段階にあり、企業との間でも一人ずつ紹介するように打ち合わせをしてあるというのが典型例です。

その人が選考で落とされてしまったら候補者になる可能性はありますが、エージェントとしては選考中の人に採用されて欲しいので応募できないと言われてしまって予約などもできないでしょう。選考中の人がいるどころかもう内定が決まっているという場合すらあります。

一方、企業が指定している条件を満たさないから応募できないというケースも少なくありません。ある資格を持っている人、特定の職種で何年以上の実務経験がある人、管理職経験がある人などといった形で必須条件が定められていることは多く、それを全て満たしていないと応募することはできないのです。

このような客観的な根拠なく、あなたは応募させられないという説明をされてしまうこともあるかもしれません。不当な仕打ちだと感じたら運営会社に直接問い合わせをしてみましょう。

担当者が独断でそのような行為をしていた場合には謝罪を受け、希望の求人に応募できるように取り計らってくれるでしょう。泣き寝入りをせずにすぐに行動を起こさないと希望の求人を逃してしまうことになりかねないので注意が必要です。

連絡をしてもいつまでも返事がない

転職エージェントに登録して面談の連絡が来るのを待っていたけれどいつまでも連絡がない、登録も面談も済ませたけれどその後に一切音沙汰がないなどといったトラブルもあります。さらには電話をしてもつながらず、メールをしてもいつまでも返事がないとい状況になることも全くないわけではありません。

通常は少なくとも電話は通じるものですが、面倒だと思ってメールで連絡するだけにしていると何週間も放置されてしまうことがあるのも事実です。転職エージェント側のスタッフ数が足りていないため登録してもらっても面談のために人材を割けない状況になっていたり、面談が終わっても求人を探して紹介するために時間を作れなかったりするのが原因としてよくあるものです。

連絡しても音沙汰がないのも同じ理由で、単純に利用者数の割にスタッフが不足していて処理しきれなくなくなっているケースは少なくありません。担当者によって忙しさに違いがある場合も多く、担当者を変更してもらうことで解決できる場合もあります。

とりあえず自分から電話で連絡して事情を説明してもらい、適切な対応をしてもらうようにしましょう。何度か問い合わせても対応してもらえない場合には他のエージェントに登録するのが賢明な判断です。

転職エージェントからの連絡が遅いときの求職者に原因がある場合

先ほども紹介したトラブル事例のひとつにエージェントからの連絡が遅いことがありますが、その原因としては、上記であげたものだけではなく、さまざまな原因があります。転職エージェント側の問題だけではなく、求職者側の原因もあげられます。

メールや電話が遅い理由は求職者にある?

転職エージェントも人間ですので求職者の言動次第では、対応が遅くなる可能性があります。また、転職エージェントの仕事は転職支援ですが、ボランティアではありません。

エージェントの成果になるのは求職者の転職が成功したときです。紹介した人が採用されてはじめて手数料という利益が生まれるため、採用されない人に時間をかけても成果は出ないのです。

つまり、企業に採用される可能性が低そうな人への対応は後回しになる可能性があります。見込みがありそうな人に時間をかけるのは当然で、そのように思われてしまうのは求職者側に問題がある場合があります。

エージェントの仕事は求職者の対応だけではなく、求人をしている企業担当者とのやり取りもあり多忙な人が多いです。その他にも業務はありますし担当する利用者は何人もいるため、一人の利用者に使うことができる時間は限られてしまいます。

その限られた時間でエージェントが時間を割く優先度があがるのは成果の出せそうな人となります。

求職者の対応に問題があるケース

せっかく転職エージェントが求人を紹介しても、電話に出なかったり返信が遅いと後回しにされてしまう可能性があります。エージェントは一つの求人案件を複数の利用者に紹介しているため、連絡のない利用者を待ってはくれません。

その間に他の人が採用されて、求人案件自体がクローズされることも当然あります。紹介できる案件がない人に時間を割いても成果にはならないため、やる気がないと判断され遅くなる可能性があるのです。

これと同じような理由で、履歴書やエントリーシートの提出が遅い人も優先度が下がってしまいます。企業が利用する転職エージェントは、一つではないことも珍しくはありません。

応募書類の提出が遅い人を待っている間に、他のエージェントから採用者が出てしまう可能性もあります。そうなると転職エージェントの利益は全く出ないことになるため、やる気がないと判断した人への連絡が遅くなるのは当然のことと言えるでしょう。

また、登録時の面談に遅刻やドタキャンなども問題です。登録の面談だからといって、気軽に考えてはいけません。事情があるにせよ、約束を守れなかった人が企業との面接で同じことをしないという保証はありません。

エージェントは企業との信頼関係が重要ですので、その信頼を失うような人を紹介すること自体考えてしまうこともあるのです。

高望みが影響していることもある

求職者が転職エージェントを利用するときは、当然自分の希望を伝えることになります。この希望が自分の経歴や実績に合ったものであれば、問題はありません。

しかし、自分の経歴や実績以上の条件を提示する人もいます。エージェントの判断で実際の実績に見合った案件を紹介したとしても、条件を下げて求職者が応募することがないと思われてしまえば紹介できる企業はないということになります。

このようなケースの場合、紹介できる案件が見つかり次第連絡すると伝えられることがあります。もし、紹介できる案件がないと言われた場合は自分自信の経歴に見合った条件を考え直してみるのも良いでしょう。

ただし、連絡が遅いのは実力不足(高望み)だけとは限りません。役職やキャリアによっては、案件に対して求職者のスキルが高すぎるという可能性もあります。

この場合も紹介できる求人がないということになりますが、どちらにしても利用者の条件に合う求人がないと紹介しようがありません。そのため、求職者は登録してもメールや電話がないという状況になってしまのです。

建築設計の転職エージェントの連絡が遅いときの対処法

建築設計の転職エージェントからの連絡が遅いときには、自身で行える対処法があります。ここでは、対処法とポイントを紹介します。

まずは自分から電話をかけてみる

エージェントからのメールや電話が遅い場合、まずは自分から電話をしてみましょう。一般的に企業の書類選考以外の段階であれば、1~3営業日以内にメールや電話がない場合は遅いと考えて良いでしょう。

企業の書類選考の場合、他の候補者との兼ね合いで企業側が結果を出していない可能性もあります。1週間程度連絡がない場合は、状況の確認をしても良いでしょう。

ただし、不採用の場合は通知をしないというエージェントも中にはいるため事前に確認しておくことをおすすめします。転職エージェントから連絡がくる段階としては登録、面談、案件の紹介、書類選考、企業との面接があげられます。

登録後メールや電話がない場合は求職者の経歴に見合う案件がない可能性が高いですが、それでも電話するメリットはあります。そして、電話をするときは担当のエージェントではなく会社にかけるようにしましょう。

もし、エージェントのミスでメールや電話がないのであれば会社宛に電話をすることで、会社ではクレームとして扱われるためエージェントはきちんと対応しなければならなくなるからです。

メールではなく電話をするメリット

エージェントからのメールや電話がない場合、メールで問い合わせをすれば良いと考えることもあるでしょう。しかし、エージェントは多忙であるためメールでは他の利用者からの連絡に埋もれてしまう可能性もあります。

また、紹介してもらえる案件がない場合は文章では理由を知ることが難しいです。電話であれば担当者の温度感もわかりますしコミュニケーションがとりやすいため、連絡が遅い理由を探りやすくなります。

求職者のスキルが高すぎて条件に見合う求人がない場合は、案件が入るまで待つか他の転職エージェントの利用を検討するなど対処を考えることができます。そして、求職者が高望みしていて案件がないのであれば条件を変えて転職活動をすることもできるでしょう。

メールの場合はこのような理由は伝えにくく、案件がないとだけしか教えてもらえないこともあります。原因がわからなければ、転職活動は難航してしまうものです。

電話やメールが遅くなっている理由を知ることは、転職活動の成功にも繋がると考え電話をしてみることをおすすめします。

 

転職エージェントを利用するときにはトラブルが起こり得ることも想定し、何かあったらすぐに行動を起こせるようにしておきましょう。希望の条件を満たしている求人を紹介してもらえないときや、応募したい求人を見つけたのに取り合ってもらえないときには特に切実な問題です。

まずは担当者に連絡して相談することから始め、場合によっては運営会社に対処してもらうようにしましょう。エージェントから連絡がないようなときにも待っていても何も始まらないことがほとんどです。

自分から電話で連絡をして状況を説明してもらい、場合によっては他のエージェントに登録してもっと充実したサポートを受けられるようにしましょう。

おすすめ関連記事

検索

READ MORE

宅建士とは、不動産分野で専門的な知識を有する資格です。本記事では、建築設計業界でも活躍の場が広がりつつある宅建士のスキルに焦点を当て、どのようなメリットがあるのかについて探ります。建築や不動

続きを読む

プラントエンジニアはプラント設計の専門家で、企画から維持管理まで幅広い役割を果たしています。その高度な専門性とスキルはモノづくりに欠かせず、将来性も期待されているのです。この記事では、プラン

続きを読む

ゼネコンの現場監督といえば、労働環境や年収などに対する様々なイメージが存在します。一部では厳しい労働環境が指摘されていますが、最近は働きやすい環境が整備され、給与面でも魅力的な職種になりつつ

続きを読む

建設業界では、「ゼネコン」と「ハウスメーカー」が主要なプレイヤーとして活躍しています。この両者は建築においてそれぞれ異なる役割と特徴を持っています。この記事では、ゼネコンとハウスメーカーのそ

続きを読む

建築積算士資格試験は、その難易度からすると少し高いといわれています。建築業界で欠かせない資格であるため、取得することで転職やキャリアのステップアップにつながります。この記事では、建築積算士の

続きを読む

建築士になるためには、単なる資格取得だけでなく、特定の性格や特徴が求められます。建築士に向いている人物像や必要な資質について、4つの視点から解説していきます。自分自身の適性を知り、建築の世界

続きを読む

建築業界において、働きやすさは個々の職種や企業によって異なります。ホワイトな職場を求めるならば、給与や残業時間、体力面、休日数を注意深く見極めることが大切です。本記事では、建築業界の労働環境

続きを読む

転職エージェントは転職を検討している人にとって効果的なサービスです。しかし、いつまでサポートを受けられるのかわからず、利用を迷っている人も少なくないと思います。本記事では、転職エージェントの

続きを読む

電気通信工事施工管理技士になるには、実務経験が必須ですが、実務経験がなくても資格を取得する方法が存在します。本記事では、実務経験の有無に関わらず資格を取得するための詳細な情報を提供します。受

続きを読む

建設・土木業界における長年の悩みである3K(きつい、汚い、危険)から脱却し、新たな働き方新3K(給料がよい、休暇が取れる、希望が持てる)を実現すべく、国土交通省を中心に業界全体で取り組みが進

続きを読む